たまに家事を手伝っていた頃の僕
昔の僕はたま~にご飯を作って得意げになっていた。
「どうだ、今日はパパが作ったぞ!
「家事を手伝ってあげたぞ!」
そんな風に思っていた。
たま~にする家事はみんなが「ありがとう!」と言ってくれる!
たま~に子どもの相手をするとちやほやされる。
だから感謝されるのが当たり前だと思ってた。
毎日家事をするようになって
今、僕は授業の合間に夕飯を作る。
洗濯物をたたんだり、掃除機をかけたりもする。
それが毎日の当たり前になった。
そうしたら誰からも感謝されなくなった。
何ならせっかく作った料理も「まずい!」と文句を言われる。
そこで僕はようやく気づいた。
世の中のお母さんは誰からも感謝されないことを山ほどやってたんだってことに。
そこへの苦しみや悩みを抱えていても多くの人は理解しようともしない。
やって「当たり前」だと思われているから。
「頑張っても評価されない」は辛いんだ
学校に行っていない子をもつお母さんは子どもの悩みも全部引き受けてる。
悩んで頑張って一生懸命でも感謝の言葉さえめったに受けることはないだろう。
頑張ったら成果が見えるわけでもない。
出口も見えない。
正解かもわからない。
頑張っても頑張っても評価もされない。
それどころか責められることも多いと思う。
僕は教員のころ、そんなことにも気づけなかった。
そんな気持ちにも気づけなかった。
全然全然気づけなかった。
本当に本当にごめんなさい。
1人で頑張るお母さんに
そんな中でも前を向いて毎日毎日戦っているお母さんがいる。
僕は知っている。
あなたの頑張り、苦しさを。
ちゃんと見ています。
だから1人で苦しまないで相談してください。
あなたの相談を待っています!