子どもが本当の意味で前向きに動き出すときって
自分のことを認められ始めたときなんですよ。
不登校の初期のころには「行かなきゃ行かなきゃ…」と義務感にかられて
動こうとはするんですけど、
心がボロボロのまま這いつくばって行っても、しんどいままなんですよね。
休み始めても、
最初の内は自己否定感と戦い、中々しんどい日が続きます。
そのときは親御さんもまだ子どもの不登校を受け入れられない時期でもありますし。
でも、
何か意見をくれたり、色々調べてくれたり、将来のこと考えてくれたり、病院に連れて行ってくれたり、心配をしてくれたりするんだけど、
そんな行けなくなったからこそしてくれる「特別なこと」が辛くて仕方ない時期もあるんだ。
だって、それをされるたびに、
自分がしてることはそんな大事(おおごと)なんだと思い知らされるから。
行けてない自分がダメなんだと思い知らされるから…。
それが親子共に、少しずつ現状を受け入れ始め、
自己否定感が薄まり、
休んでいる自分を認められ始めたとき、
やっと前を向き始めることができるんです。
(さらっと書いていますが、ここまでが大変なのは重々承知です…)
先ほど書いたようなことが有効になってくるのは、子どもが前を向き始めてから、なんです!
僕の塾「ここカラ」にも、前を向いた後にしか、中々出て来てくれませんよ・・・!
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できる限り早くそのような状態にするためには、
学校に行っていなくとも、行っていたときと同じ関わりをすることが大切です。
行っていても、行っていなくても、
雑談をして一緒に笑って…!!
そんな関わりが、
行けてない自分も変わらず我が子として大切にしてくれているんだ!
行けてない自分を変わらず我が子として認めてくれているんだ!!
そう感じさせてくれます。
だからこそ、、自己否定感も緩まり、
無条件に自分を肯定できる感覚、自己肯定感が育まれていきます。
だからこそ、「ここカラ」でも僕は、
行っても行かなくても、久しぶりでも、どんなときも、
変わらず笑顔で出迎えようと心掛けています!!