不登校に関する情報や発信は、ここ数年で本当に増えました。
「不登校でもなんとかなる」
「不登校はチャンスだ」
そんな前向きで力強い言葉を、目にする機会も多いですよね。
僕自身も、最終的にはそう思っています。
でも今日は、あえて違う角度から書かせてください。
なぜなら――
今、強気な言葉を発信している人も、
行けなくなった本人も、親も、
みんな一度は相当なしんどい時期を通ってきたはずだからです。
不登校のつらさは、ポジティブな言葉で消えるものじゃない
今だからこそ、少しだけ、当時の気持ちを思い出してほしいんです。
ポジティブな言葉を向けられても、
それを受け入れられない日、ありませんでしたか。
むしろ、
「そんなふうに考えられない自分がダメなんだ」
そう思って、余計に苦しくなった日もあったはずです。
ネガティブに浸りたい日もあった。
ただただ、
- しんどい
- つらい
- 苦しい
その気持ちを、わかってほしいだけの日もあった。
暴れた日も、
泣き叫んだ日も、
確かに、あったんです。
「何と言ったらいいか」より、大切なことがある
不登校の子を前にすると、
親も大人も、すぐに悩みます。
「何と言ってあげたらいいんだろう」
「どう声をかければ、前向きになれるんだろう」
でも、ここで立ち止まってほしい。
その叫びに、
ポジティブな言葉で蓋をしていないだろうか。
言い聞かせようとしていないだろうか。
説得しようとしていないだろうか。
すぐに、
「こう考えたら大丈夫」
「将来はなんとかなる」
そう言い放っていないだろうか。
ちがうんです。
ただただ、
聞いてほしかっただけなんです。
受け止めてほしかっただけなんです。
支えになったのは「正しい言葉」じゃなかった
思い出してみてください。
あの一番しんどかった時期、
本当に支えになったのは、
- 正論を言ってくれた人
- アドバイスをくれた人
- いい話をしてくれた人
ではなくて、
「そのつらさを、わかろうとしてくれた人」
その存在だったはずです。
何も解決しなくてもいい。
結論が出なくてもいい。
「そっか、しんどかったんだね」
「ここまで、本当によく頑張ってきたね」
そんな言葉や、
ときには言葉すらない時間が、
心を少しだけ緩めてくれることがあります。
不登校の子の心が軽くなる声かけとは
不登校の子どもの心が軽くなる言葉は、
前向きな言葉や、正しい言葉とは限りません。
- 無理に前を向かせようとしない
- 変えようとしない
- 説得しない
その代わりに、
「あなたの気持ちは、ちゃんとここに届いているよ」
それを、態度で示し続けること。
何かを変えようとしなくても、
人はいつか、自分のタイミングで立ち上がります。
その準備を支えるのが、
大人の役割なのかもしれません。
最後に・・・
不登校の子どもとの関わりで、
「これでいいのかな…」
「誰にも本音を話せない…」
そんなふうに感じる日もありますよね。
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